南アフリカのマーシーの農園
デビアス フォーエバーマークは、デビアス グループがビジネスを展開しているダイヤモンド産出国における地域社会の発展と繁栄、活性化に取り組んでいます。
たとえば、教育と持続可能なビジネスに投資を行ったり、デビアス グループの一員として、とりわけ女性の経済的自立と雇用機会の創出を推進する取組みを支援しています。
このような構想のひとつが、2009年に南アフリカで立ち上げられたジメーレ(Zimele)です。「ジメーレ」という言葉は、「自分の足で立つ」、つまり「自立」を意味します。ジメーレは、財政的援助や指導を通じて、事業の立上げやその成長を支援しています。
マーシー シタグは、ジメーレの支援を受けてビジネスを成功に導いた女性の一人です。
マーシーは、南アフリカのリンポポ州にあるンワネディの小さな村でシタグ農園を経営しています。ここでは、トマト、バターナッツ スクワッシュ(カボチャの一種)、スイカが生産されています。
マーシーは、新たな原料の買付けや灌漑システムへの投資により、農園を順調に発展させてきました。ジメーレの支援により、トマトの収穫期間中には、5人の雇用が守られ、それに加えて5人の長期雇用と約10人の臨時雇用が創出されました。
マーシーはそのビジネスの功績を認められ、ムシナ地方自治体の「フィメール ファーマー オブ ザ イヤー」(農業に携わる女性に贈られる栄誉ある賞)など、複数の表彰を受けています。